外房を活性化する各ジャンルのプロが登場!
インタビュー&コラム
武田 新さん (田舎暮らしサイト運営)
【インタビュー3-1】
武田 新さん
千葉県長生村の
田舎暮らし・千葉房総ねっと
代表取締役 タケダ アラタ さん
田舎暮らしブームの仕掛人、武田さんのインタビュー、第3回目は房総の将来について語っていただきました。


武田さんはホームページの中で、「お洒落な房総スタイルをめざします」と書いています。具体的には、どのような房総の将来を描いているのでしょうか。

かつては、漠然とですが、房総の地域文化や伝統行事を守りながら、都会から移り住んでくる人々を受けいれる。都会の方の洗練された趣向が加わり、房総の文化に新たな価値が生まれてくるというようなイメージでした。
それが、いま地元の方と都会から来た方とがうまく融合し、とてもよい方向へ進んでいるのを目の当たりにしています。
もともと地元に住んでいる人にとって、その風土や習慣などは当たり前の日常的な事柄です。ところが、都会の人は、同じように物事をとらえません。たとえば、古民家なんかそのひとつですね。古民家は、かつてはどこにでもありました。だから、地元の人にとって、古民家とは特別な住居ではなく、ごくありふれた一般的な住居です。
そのため、古民家がもっている、その良さを忘れてしまっていることもあります。現実的に、田舎では、古民家を崩して、西洋型の住宅に建て替える人が多いですよね。
でも、ずっと都会に住んでいた人は、それが当たり前のものでないから、古民家に大変な憧れを抱いてやってきます。古民家に、歴史の重みを感じたり、住空間の心地よさに癒されたり、逆に私達にその素晴らしさを気づかせてくれることがあります。

都会から来る人のほうが、その土地の価値や本質を理解されている場合もあるということですね。他にも、移住者と地元の方たちとの融合の例はありませんか?
地元の人たちではできなかったことを、都会から来た人のおかげで実現できたということがありました。
どこの地方もそうですが、各土地には様々なしがらみがあります。
正しいことだとはわかっていも、他の人の目が気になり、なかなか声が出せない状況があります。このままでは駄目だと感じてはいましたが、なかなか行動することができませんでした。すべて革新的である必要はありませんが、時代とともに、変わらなければならないところもありますよね。
