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インタビュー&コラム

外房人物館

鈴木 直美さん (ピアニスト・講師)

【インタビュー1】


表現力に優れたピアニストであり
一流の指導者としても活躍中!

鈴木 直美さん

スズキピアノスクール
ピアニスト・講師
スズキ ナオミさん

クラシック音楽界で優れた演奏家・指導者として活躍中の鈴木さん。海外と日本の音楽事情を中心に、お話をうかがいました。

鈴木直美さん

インタビュー


ピアノをはじめたきっかけは、おてんば娘だったから!?

鈴木さんは、クラシック音楽というジャンルで活躍されていますが、クラシック音楽とはどんな音楽を指すのでしょうか。

ピアノニスト・講師 鈴木直美さん

私達がクラシックという場合、二つの使い方があります。
狭義のクラシック音楽とは、18世紀の古典派の音楽のことをいいます。17世紀のバロック音楽と19世紀のロマン派の音楽の間に制作された、古典派の音楽を指します。ちなみに、20世紀の音楽は、近現代音楽といいます。およそ100年単位で、それぞれの音楽が成立していることになります。

もう一つの使い方は、それらすべての音楽をまとめて、クラシック音楽とも呼んでいます。つまり、音符やリズムが楽譜に残された伝統的な音楽すべてを指します。私達が通常クラシック音楽という場合、こちらの意味で使用されることが多いですね。

クラシック音楽は、過去に書かれた楽譜という制約の中で、自由に演奏されます。このあたりが、ジャズやポピュラー音楽とは決定的に異なりますね。


ピアノは、いつ頃に生まれた楽器なのでしょうか。

ピアノという楽器は、300年ぐらいの歴史しかありません。
イタリアでピアノが考案されたということになっていますが、突然に生まれたわけではありません。

それまで演奏会でよく使用されていたのは、ハープシコードという楽器です。特に、ルネッサンスからバロックの時代に重用された鍵盤楽器です。このハープシコードは、弦を引っかいて、「チリン」という音を出していました。音色は華麗ですが、短所としては、音の強弱が出せず、また、大きな音も出ませんでした。当時はマイクがない時代でしたから、大きな会場では聞こえづらく、演奏することができないという課題がありました。

ここに、ピアノが登場することになります。弦を引っかいて音を出すハープシコードに対して、より大きな音を出すために、弦をハンマーで叩くように改良されたのが、ピアノです。その後、試行錯誤を重ね、大きな会場でも使用できるようになりました。そうして、ピアノ全盛の時代がやってきたわけです。


鈴木さんがコンサートで演奏されている曲目は、すべてクラシック音楽なのでしょうか。

クラシック音楽だけでなく、何でも弾きますよ。
学校クラスコンサートなどお子さんたちに聞いていただく場合、ディズニーやジブリの音楽を選びます。

お父さんがいれば、「もしもピアノが弾けたなら」、お母様たちがいらっしゃれば、「いとしのエリー」を演奏したりと、来て下さるお客様の年齢層や趣向を考えながら、演奏曲を決めています。


ピアノニスト・講師 鈴木直美さん

音楽をはじめる時期ときっかけを教えていただけますか。

母によると、三歳の時にはじめたと聞きましたが、記憶にはないんです。
母が言うには、目を離すと、家中を動きまわっては転倒する、かなりのおてんば娘だったみたいです。(笑)

そうですね、たとえば、当時私の家には歩行器がありまして、その歩行器を使って、部屋の端から端まで、駆け回っていたそうです。危ないですよね。子供用の椅子をゆらしてて、ガラス戸に頭から突っ込み、頭の後ろのほうを縫われたりと、けっこう母には心配をかけていたみたいです。(笑)

ところが、ピアノの前に座らせると、鍵盤をたたき、その時だけは、おとなしかったということで、ケガをさせないために、ピアノの前に座らせていたと聞いたことがありました。
それが、ピアノをはじめたきっかけと言えるかもしれませんね。(笑)


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