外房を活性化する各ジャンルのプロが登場!
インタビュー&コラム
氏原 一憲さん (オープンガーデン)
【インタビュー3-1】
氏原 一憲さん
パナホームガーデニング大賞
優秀賞受賞のガーデニスト
ウジハラ カズノリさん
ガーデニスト氏原さんへのインタビュー第3回は「オープンガーデン」の意義、問題点、展望などについてお話をうかがいました。


自分の庭を公開して多くの人たちに見てもらうというオープンガーデンには、生活を豊かにしてくれる様々な効用がありそうですね。

ええ、たくさんありますね。植物や花を通して、多くの方と一緒に安らぎや喜びを共有できます。人との交流は楽しいことですよね。
また、自分の庭だけではなく人の庭を見るのは楽しいことです。情報の交換もできますし、庭づくりの参考になります。
ガーデニングを続けると、自然と花や球根が増えてきます。しかし、密集しすぎるとよい花は咲かないので、増えすぎた苗や球根を処分しなければなりません。だからといって、捨てるのはもったいないですよね。オープンガーデンという形で交流が実現すれば、そうしたときにも苗や球根を気軽に交換したり譲ったりすることが可能になるのです。
それに、素敵な庭が増えるということは、その地域の景観がよくなるということですよね。
ただ、問題点もあります。
庭を多くの方に見ていただくには、住所、電話番号などを公表しなければなりません。その結果、個人情報の問題が生じてくるのです。

開催する側の個人情報をある程度守るという動きも見られます。オープンガーデンの盛んな深谷市では、行政が主体となって70ぐらいの企業や家庭がオープンガーデンに参加しているのですが、周知の際は、住所は出すが名前はイニシャルだけにするなどの工夫をし、庭の写真と住所、イニシャルを載せた本も出版しています。
個人的な意見ですが、情報公開の問題は、最終的には庭を公開する人が解決しなければならない問題だと思います。あまりプライベートにこだわりすぎると、公開することは不可能ですし、オープンガーデンの意味がなくなるようにも思えます。
