

アメリカでは、11月の第四木曜日はサンクスギビングデー。日本では、収穫感謝祭と呼ばれているものだ。この日から週末にかけてのサンクスギビングホリデーは、アメリカ人にとってクリスマスに並ぶ大切な休暇で、普段顔を合わせる機会の少ない家族も、この日は一堂に会して七面鳥を中心とした食卓を囲む。NYのサンクスギビングといえば、老舗デパート「メイシーズ」が主催する恒例のパレードが有名!このパレードがはじまったのは1924年。その後、第2次世界大戦下の数年を除き、ずっと続いている歴史的行事だ。メインであるキャラクター型の巨大気球の他にも、フロート(山車)やマーチングバンド、パフォーマーなどがにぎやかに盛り上げてくれ、子どもから大人まで楽しめる一大イベントになっている。

アメリカは9月が1年のスタート。そして、親にとっても師走のような忙しさが始まる。そのひとつがオープンハウスと呼ばれる授業説明会。子どもの時間割通りに教室を移動して、今年の授業内容、進め方などの説明を受ける。アメリカの義務教育は高校までで、高校の成績と内申書は大学入試に直結する。大学入試は、共通試験の成績に加え、内申書が非常に重要視されるので、受験で一発勝負というわけにはいかない。4年間の1日1日がとても重要なのだ。遅刻をしないのはもちろん、課題の提出は必須。さらに、ボランティア活動などの幅広い活動が求められる。出欠や成績、課題の提出状況までもすべてWebでチェックでき、親にもわかるようになっている。どこの国の高校生もがんばっている。
Boys, be ambitious !

ニューヨークと言えば、ストリートベンダー(屋台)の宝庫。なんと1万軒以上もあると言われており、ニューヨークにはなくてはならない存在だ。出社前のビジネスマンはコーヒーとプレッツエルを手にオフィスへと向かう。どれも安さとおいしさが魅力で、3ドル以下でほとんどのものが買える。代表はニューヨーク生まれのホットドッグと温かいプレッツエル。ドーナッツやベーグル、アイスクリームなどのデザート系も人気だ。マンハッタンで、スーパーやコンビニを見かけない理由はここにあると思う。ランチタイムになると、ジュージューと賑やかな音とともに、おいしそうな匂いがしてくる。タコス、ビーフン、シシカバブなど国際色も豊か。信じられないのは、何よりも行列嫌いのニューヨーカーが長蛇の列に並ぶベンダーも少なくないことだ。

暖かくなって、ますますワンちゃんとのお散歩も楽しくなってきた。ニューヨーカーは犬との暮らしがとても上手だ。どの犬もしっかりとしつけられている。すれ違う人に吠える犬などほとんど見たことがない。いたとしたら、近所の笑いものになるか、ちゃんとしつけのできない飼い主として少し白い目で見られることになる。散歩も、飼い主ができなければ人を雇ってまでする徹底ぶり。
お散歩中に、ペットストアの前で「犬用ガチャガチャ」を発見! 1回25セント。中身はリバー・ビスコッティだ。原料から焼いて作ったオールナチュラルで無添加の肝臓ビスケット。人間が食べてもOKなほど質の高い牛肉の肝臓、オーガニックの小麦粉、新鮮なニンジン、卵、ガーリック、パセリが材料。この品質のものをガチャガチャに入れる遊び心がにくい!

3月の第2日曜日~11月の第1日曜日までは、日本で言う「サマータイム」。こちらでは「Daylight Saving Time」と呼ぶ。直訳すると「日光節約時間」?以前は4月の第1日曜日から夏時間に変わっていたのだが、2007年から3月の第2日曜日の午前2時になった。時計の針を動かそうとして、毎回「あれ?どっちに?」となるのだが、「Fall Back. Spring Forward. (秋は後に、春は先に)のフレーズに助けられる。1時間早起きだから、なんとも眠い。こうして奇妙なプチ時差ぼけを体感するのだ。
まだまだ寒いと思っていたら、お散歩中に、witch hazel(マンサク)やcrocus(クロッカス)が咲いているのを発見!お花たちからの春の知らせに感動♪
もうすぐ春ですね。

日本とアメリカの「お正月」は大きく違う。こちらではクリスマスが終われば、年末のうちから"Happy New Year!" と挨拶をする。大晦日の夜にテレビをつけると、毎年数万人が集まるマンハッタン、タイムズスクウェアのカウントダウンの模様を実況生中継している。カウントダウンを待つまでは、アーティストのライブ番組などで気分を盛り上げる。そして年明けの瞬間は、ハグしてキスするのが慣わし。あちこちで花火が打ち上げられ、厳かというよりもにぎやかに年が明ける。日本のように年が明けてからお正月を楽しむというよりも、年が明ける瞬間までがイベントなのだ。こうして、年が明けた次の日からは、三が日もなく、感謝祭からニューイヤーまでの間の長いホリデーシーズンが終わり、新たな日常生活が始まる。

高く青い秋空を背景にオークやメープルの木々が色づき始めている…と悠長なことを言えるのも束の間。これらの葉がすべて落ちるのももう時間の問題。こちらの落ち葉の量はとにかく半端ではなく、秋の間に3回だけ落ち葉収集の日があるのだが、その日に合わせて庭の落ち葉をまとめて庭に出さなくてはならない。とは言ってもゴミ箱やビニール袋に入れるのではなく、道にそのまま掃き出すのだ。収集法もとても大胆。ショベルカーで数件分の枯葉の山を作り、2台のショベルカーが向き合ってすくいあげて、大きなダンプカーの背に乗せる。そしてその残りを大きなチューブをつけたトラックが掃除機のように吸い上げていく。いつの間にかこれも秋の風物詩となり、これが終わると季節は秋から冬へ、そして落ち葉収集トラックも除雪車に変わる。

街に深刻な被害をもたらすことのあるハリケーン。日本では台風に番号がついているが、アメリカでは人の名前がつく。毎年Aからアルファベット順に命名される。名前は男女交代で、今年はAnaからのスタート。 次はBill。ニュースではさかんに"Bill is coming to us this weekend."
(ビルが週末にこっちに来る)
"Bill will hit."
(ビルが襲ってくる)
"Watch out for Bill!"
(ビルには気をつけろ)etc…。
もし、ビルの正体がわからないと、まるで「凶悪犯罪の指名手配犯」のような印象を受ける。ちなみに今年のハリケーンの名前リストには、友人や会社の上司、そして娘の名前まである。そのうち、娘にも襲われるというニュースが流れることになると思うとおかしな気分だ。

今、アメリカのテレビではリアリティー番組が人気だ。「American Idol」「I am a Celebrity. Get me out of here.」など。
最近、ふと見てしまうのが「The Real Housewives of New Jersey」。内容は、5人のアッパークラスの主婦たちが繰り広げるリアリティーショー。ここに出てくる人の夫たちは、会社の経営者が多く、まるでお城のような家に住んでいる。6歳の子供の誕生日パーティには、公園のような庭に遊園地を作り、ポニーライド(子馬)まで持ってくる人。Lady Bugという子供の癌へのチャリティーの主宰者。家に美容整形外科医をよんで、ワイングラスを傾けながら交代で若返り美容治療をするスパパーティを催す人。まさにアメリカンドリーム。桁外れなセレブぶりは、見ているだけでもリッチな気分にさせてくれる。

アメリカの副大統領、ジョセフ・バイデン夫人のジル。
彼女は、元々ハイスクールの英語の先生で、仕事、子育て、家事をしながら、大学院まで行き、最後には博士課程を修了した。
ファーストレディとも女性同士仲もいいらしく、ファッションからオバマの娘たちと一緒に学校に通う孫娘の話題にまでに花が咲くらしい。そんなバイデン夫人が副大統領夫人としての仕事をこなしながら、バージニア州のコミュニティカレッジで教壇に立つことになった。
新しい生活にも慣れ始め、持っている学位を無駄にしないためにも、更に自分のキャリアを伸ばすのだという。週に二日、英語を第二言語として学ぶ人に向けて教えるそうだ。
きっと日本人の生徒もいるだろう。副大統領夫人であり、プロ意識も高い彼女に教わる幸運をぜひ楽しんで欲しいものだ。

アメリカの学校教育は、幼稚園から高3までの13年間は公立校であれば無試験、無料で教育を受けられる。中退、落第をしない限り、高卒の肩書きは誰にでも与えられるのだ。
そしてその公立学校で力を持つのは親たち。
「子どもが学校に行くようになって、やっと自分の時間ができる」とホッとする日本とは違い、こちらの親たちはせっせと学校に関わる。ボランティアの数も多く、PTA役員は立候補者だらけで、クラス役員もいつの間にか決まっている。
PTAの副会長は翌年は会長を務めることになっており、学校の方針、先生方の指導法に親たちが口を出したり、リーダーシップのとれない教育委員長が解雇されることさえある。自分たちの納めた税金で受ける教育なのだから、自分たちが主体となるという意識が高いのだと思う。

「アウェアネスリボン」の市民運動は今や生活の一部になっている。
20年近く前の湾岸戦争で注目を集めた兵隊をサポートする「黄色」のリボン。以来、今や特定の組織、団体を応援する証として、また自分自身を表明する手段として、胸に車にそのリボン型のピンやマグネット、手首にゴム製のブレスレットをつけている。
また「自分にできる」リサイクルと同様の感覚で、それらの団体への寄付に繋がる商品を購入したりもする。
その中でも「ピンクリボン」は乳がんの意識向上の国際的シンボルとして一般的に認識され、とても身近なものである。友人から、双子の娘(高3)、乳がんを克服した実母と共に「アメリカ癌協会」のイベントで秋のセントラルパークを歩くという知らせが届いた。
親子三代の決心を前に、何かをせずにはいられないと思っている。

2ヶ月半もの長い夏休みの過ごし方は実に様々。子供たちの多くはキャンプに参加する。ひたすら好きなことをして過ごす市やYMCAのような団体が主催するものから、勉強、音楽、スポーツ、料理など新しいことに挑戦するものがある。また、日帰りのものから海外へ出かけるものまでも。
14才の息子は9月からの高校生活に備え音楽のキャンプへ。近くの大学が主催するジャズワークショップ。朝からジャズ史などを学び夜はNYCのジャズクラブに出かける本格的なもの。かなり刺激を受けている様子だ。
そして2週間程の休みを取って家族旅行。観光地ではなく別荘やビーチハウスでのんびり過ごす。だから意外にもグランドキャニオンに行ったことのないアメリカ人は少なくない。9月最初の週末で夏は終わり。また新たな1年がスタートする。

NYの夏休み。子どもたちの多くはキャンプに参加する。ひたすら野外レクリエーションを楽しんだり、音楽・料理等の勉強、クラフト教室などを体験できるものもある。
わたしの息子は、屋外テニスキャンプと音楽を選ぶ予定だ。
まるで軽井沢のような環境での全身白ずくめの正統派のテニスクラブ。
音楽は近くの大学が主催する高校生対象のジャズワークショップ。朝からジャズ史などを学び、夜はNYCのジャズクラブに出かける本格的なもの。
どちらもかなり楽しみにしている様子だ。
そして2週間ほどの休みを取っての家族旅行。
こちらでの夏休みの過ごし方は、観光地を訪ね歩くのではなく、別荘やビーチハウスでのんびりと過ごすスタイルが主流だ。そのためか、意外にもグランドキャニオンなどに行ったことのないアメリカ人は少なくない。

NY郊外では氷点下になろうと、朝晩を問わず犬が散歩をしている。
珍しい種類もいて、目を奪われることしばしば。
飼い主に雇われたドッグウォーカーが犬を散歩させたり、自宅で預かってくれるサービスもあり、ペットホテルなどよりも手ごろで、気軽に利用している人も多い。
また、犬用のスパ、マッサージ、ヨガ、ネイルアートなども話題になっている。大きな公園にはドッグランが設置されていて、飼い主たちにとってもここは憩いの場だ。我が家のヨーキーと散歩をしていると、必ず会うのが美しい毛並みのアフガンハウンド、巨大ぬいぐるみのようなコモンドール、鹿と見間違えそうなスルーギ、どでかいモップのようなブーリー、仙人のようなラサアプソ・・。小型犬がブームの日本とは違って大型犬が多いのがこちらの特徴だ。

かつてオーストラリア人一家が隣の家に住んでいた。
根っから明るい奥さんと、近所のアメリカ人、そして私の3人で子育てから親の介護まで色々なことを語り合ったり、家族ぐるみでのお付き合いをした。
3人とも10月生まれだったので毎年一緒にお祝いもしたが、3年の駐在を終え、彼女は惜しまれつつ帰国し、私たちも同じ頃に引越しをした。見た目は全くアメリカ人と同じなのに海外での生活は彼女なりの苦労もあったようだが、その彼女がひょっこり遊びにやって来た。滞在先はもう1人の友人であるアメリカ人の大豪邸。そのご主人が奥さんの誕生日にサプライズで彼女を招待したのだ。そういえば2年前の誕生日プレゼントは車だったっけ。家にはプールはもちろん、映画シアター、ジムもあり、友達であることがうれしいやら照れくさいやら。

2年ぶりに日本の真夏を過ごした。
たった10日間の滞在中にまさか「夏バテ」を体験しようとは。四六時中、冷たい飲み物を求め、日陰を探し、夜中に寝苦しさで目が覚めた日本の夏の思い出を心に刻み、NYに戻った。
気温はさほど変わらないが、湿度は日本よりかなり低いNYの友人に日本の酷暑を伝えるのはかなり苦労した。そして改めてあのような暑さの中で生活している「日本人は本当に立派!」と思った。9月に入り、アメリカでも朝晩の気温が少し落ちてきた。学校が始まるために子供たちがソワソワしていること、店に早くもハロウィーングッズが並び始めたこと、そしてちょっぴり夏痩せできたのに、食欲が増し始めていること。
そんなことに早くも秋の訪れを感じる今日この頃である。

日本で6月というと梅雨の季節だが、アメリカでは卒業シーズンにあたる。
一番大きな卒業式はやはり大学であり、有名大学では主賓が誰になるかでニュースになるほどだ。高校の卒業式も負けてはいない。ほとんどの市、町に一校の公立高校があり、市をあげてサポートしている。
幼稚園から高校までが公立で一環となっている地域も多く、その最終学年を終える「12年生」を町から送り出す儀式はとても重要な意味を持っているのだ。娘が通うハイスクールの卒業式では、芝生が敷き詰められた広いフットボール場に500以上の白い椅子が並べられ、卒業生はスクールカラーのガウン&角帽ではなく、全員が白いドレスと白いタキシード姿。そして、観客席には誇らしげな家族の顔が並ぶ。

バレンタインデーの夜を更にロマンチックに演出するのが空に舞う粉雪。しかし、今年は暖冬のために雪がとても少なく、地球温暖化が心配される。
さて、アメリカでバレンタインデーといえば、男性が女性に愛を告げる日。日本とは逆ですね。この日に多いのがプロポーズ。片ひざをついて女性の手を取り、真剣に愛を告白。そしてポケットからダイヤモンドの指輪。レストランなどでこのシーンをみかけると、周りは静かに見守り、そして女性がYESと答えると、拍手でこの見知らぬ二人を祝福するのだ。結婚してからも夫は妻のためにチョコやバラの花束を贈り続ける。花屋やランジェリー店、宝飾店にも老若の男性客がいっぱい。アメリカの男性達は日々努力し、そして生涯、女性に愛を告げ続けるのです。

NYのクリスマスと言えばロックフェラーの巨大ツリーが有名。氷点下にもなる寒さの中、多くのニューヨーカーや観光客が辺りを埋め尽くし、熱い想いで73年目のイベントを祝う。
そのツリー選びのため、毎年近隣州の森林にヘリコプターが飛ぶ。住宅の庭先の木に白羽の矢が当たることもある。無事に木が選ばれた後は丁寧に剪定され、深夜に警察先導付きの巨大トレーラーで輸送。そして全米のみならず、全世界からの注目を浴びるという栄誉を受ける。
今年は11月29日に点灯式の予定だ。そしていよいよクリスマス商戦も間近。こちらNYでは感謝祭(11月第4木曜)の翌日は、Black Fridayと呼ばれ早朝6時ごろから開店、大セールで幕が開ける。ちなみにBlack FridayのBlackとは「黒字」の意味というから納得。

子どもは新しい学年に上がり、若い母は新年度の学校・地域ボランティア活動に余念がない。大学に送り、子育てにひと息ついた母は人生の節目を迎える。
しかしどの母も「女」を忘れることはない。それぞれのスタート地点に立ちつつ視線の先は11月から始まるホリデーシーズン。ヨガやジョギングで均整の保たれた体を昼はカジュアル、夜はドレスで包む季節。Cityの大人には“シック&エレガント”が似合う。もはやトレンドだけではない、ステータスな女性にだけSaks 5ThやNieman Marcusからホリデーカタログが届く頃。
ニューヨークの情報や日本人の安全確保、各種手続き、トラブルなどはこちらへ。
ニューヨーク市の歴史、文化、観光などの情報を提供しています。
絶対に見逃せない!ニューヨークの注目エリア、トレンドなどを紹介しています。
旅行に役立つ情報や生活のための掲示板などのニューヨーク総合情報サイト。
トラベル情報、ホテル予約、ツアー手配などニューヨーク専門の旅行会社。
国内旅行はもちろん海外旅行の手配など豊富なプランから選べます。
国内海外旅行のほかに、読売グループというバックグラウンドを活かし、多彩な旅の企画をしています。
