あの街・この街/全国のおすすめの街の紹介

深大寺


Vol.21「深大寺」

今回は、古くからの水と緑の街、深大寺周辺をご紹介しましょう。
「ゲゲゲの女房」の舞台になった深大寺は、都内では浅草寺に次ぎ1200年もの長い歴史を持つ寺です。また重要文化財である梵鐘は、首都圏では最古の鐘でもあります。深大寺の名前は、若者の愛を結んだ水の神様『深沙大王』にちなんでいるそうです。街の歴史は、寺とともに始まっています。


バスを降り、左右に続く趣のあるお店を覗きながら境内に向かって参道を歩いて行くと、慶応元年の大火からも免れた深大寺最古の建造物であり、東京に残っている江戸時代のものの中でも特にすぐれているとされている茅葺き屋根の山門が目の前に迫ってきます。山門の辺りは門前町の雰囲気。風情のある土産物屋では、そば饅頭やお団子をはじめ、ご当地ならではのおいしそうなものが賑やかに並んでいます。ちょっと腰掛けて通りを眺めているだけで、ゆったりとして和やかな気分に♪


水神に守られているだけあって、この辺りは、古くから豊かな湧水で有名であり、その清らかな水は尽きない流れとなって、かつては下流の田を潤してきました。その湧水は、おいしいそばの重要な条件のひとつです。江戸時代、深大寺周辺の土地が米の生産に向かないため、小作人はそばをつくり、米の代わりにそば粉を寺に納め、寺ではそばを打って来客をもてなしたそうです。こうして「深大寺そば」は、生まれるべくして生まれたのです。上野の寛永寺にそばを献上した際、また三代将軍徳川家光が鷹狩の途中立ち寄った際などに、寺僧が打つそばの味が激賞され、深大寺そばの名が広まり、長年に亘りり人々に愛されてきました。
深大寺そばと一口に言っても、お店によって個性がありますので、事前に自分の好みに合うお店を調べておくのもいいかもしれません。今回は、神代植物公園深大寺門側にある松葉茶屋に。むき実ごと挽いた翡翠色をした美しいそばは、細くしなやかでありながら強いコシがあり、独自の鬼おろしがアクセントになっています。深大寺の深い緑の中でいただくのは格別です。


そばを堪能したら、東洋一の規模をもつ神代植物公園へ。現在、約4,500種10万株の樹木が植えられています。中でも、「世界バラ会連合優勝庭園賞」を受賞した整形式沈床庭園を持つバラ園には、約

300品種5,500余本のバラが植えられています。秋のバラは、春のバラに比べて小ぶりで華やかさはありませんが、香りが強く色彩も鮮明です。秋ならではのバラをぜひお楽しみください。


水の神様が愛を結んだことから始まったと言われる深大寺。そういえば、湧水を源流としている野川のほとりを飛び交っていたのもツガイのカワセミ。切っても切れない水の縁は、新しい縁だけなく今ある縁も深めてくれるのかもしれません。水と緑の街は、あなたにも大切にしたい縁を運んでくることでしょう。「見えないけど、そこにいる何か」と水木しげる氏が語ったように、不思議な引力がこの街には潜んでいるのかもしれません。

全国旅情報

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Vol.21「うかい鳥山」と東京新名所巡り

新しさと懐かしさをお楽しみいただける素敵な旅をお届けします。
今回の旅は、東京の奥座敷・八王子。
昔ながらの建物で美味しいお料理をご堪能いただける料亭「うかい鳥山」へ立ち寄り、東京の新名所「羽田新ターミナル」や、スカイツリーを望める「隅田公園」、話題の「東京湾臨海大橋」などを巡る充実した1日をお楽しみいただけます。

 

白子観光ふるさとツアー
数寄屋造の料亭「うかい鳥山」と東京新名所巡り
●期日/2010年11月28日
●費用/11,800円
●集合場所は、1グループ様1箇所お客様ご指定の場所(但し大型バス運行可能な場所)
●出発時間8時前後。※出発の1週間前迄にご連絡致します。


白子観光
●住所/千葉県長生郡白子町八斗1958
●電 話/0475-33-4061